台湾・高雄・Kaohsiung 天気情報/9月13日
新しいiPadエアのメモリーが64GBで気を良くして、青空文庫を覗いてみたら、数年前に比べてコンテンツが豊富になり、驚きました。
めくっていくと、吉川英治のところで、興味のあるコンテンツに目が留まりました。
「鳴門秘帖」です。
映画では、東映で鶴田浩二が虚無僧姿に扮する時代活劇なのです。
検索してみたら、大映では長谷川一夫、市川雷蔵で、また同じ東映では市川右太衛門の別の作品がありました。
こうしたことを考えると、大衆小説としては、吉川英治の当たり本であったのでしょう。
何度か複数の映画会社で撮られていますから、今なら、藤沢周平、和田竜、佐伯泰英のようなジャンルの作品であったのだろうと想像します。
無論kazanが知っているいるのは鶴田浩二が法月弦之丞(のりつきげんのじょう)に扮するバージョンで、行きつけの銭湯の壁に垂れ下がったポスターをおぼろげながら記憶していました。
このようなきっかけで、ダウンロードしたのですが、小説の構成が、現代風ではなく、かと言って講談本の様なリズムでもなく、結構読み始めてから往生しています。
要するの、昨今の時代小説の様な文体とリズムではないのです。
かといって、パパンパンパンの講談調のリズムでもありません。
吉川英治の本は、宮本武蔵、三国志を愛読しましたが、まったく作風が異なって面食らっています。
一巻目・上方の巻、231ページ66ページまで進行しましたが、完読できるかどうか?
今週は、夜のウイスキーを控えて、「電子本」に集中してみようかと思っています。
台風も来ますから丁度いいタイミングかもしれません。 また報告いたします。
台湾・高雄・Kaohsiung 天気情報/9月13日